石井貴子(26=千葉)が、熊本地震の被災地支援のため、今開催の獲得賞金の3割を寄付することを明かした。「ナショナルチームのスタッフの方々に熊本の方もいたし、何かしないと、と思って決めました。少しでも寄付できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 直前は伊豆・ベロドロームの16~17日の全日本自転車競技選手権大会(全日本トラック)に参加。ケイリン、スプリントでともに準優勝した。「世界選手権の後で、いつもは体力が落ちるけど今回はいつもと同じ感じで走れました。さすがに疲れているので前検日はケアに努めます」と話していた。