菅原大也が力を付けている。

 予選8Rは1周以上逃げて1着。初の長走路でも度胸満点の走りで「体が軽くて、早めに逃げても勝てると思った。粘りを発揮できた」と満足そうに振り返った。スター候補が集う107期生の中、先のルーキーチャンピオンは補欠だった。「検査の前日に同期と食事。鈴木(竜士)君に体調管理を聞いたり、ほかにも刺激があった」。同時に1人寂しく帰郷する屈辱も味わい「早くS級で戦いたい。勝ちたい」と思いを強くした。準決10Rでも堂々と逃げて、3場所連続の決勝行きを決める。