107期の加藤健一(24=神奈川)が、1、2班戦初となる予選白星をゲットした。

 予選7Rは青板バックから高橋明久に突っ張られる厳しい展開に。だが、須藤雄太に3番手に迎え入れてもらった打鐘からはすかさず強引に前をたたいて主導権を奪取。最後は後続が離れるほどの踏み直しで逃げ切った。1着には安堵(あんど)の様子だったが「前回も中団から突っ張られてしまったので…。3番手に入れてもらえたのですかさず行かないと、と思いました。もっとうまく走れば、ラインで決まったと思うので…」とレースについては反省しりきだった。

 準決は菅谷隆司との実質2分戦。「先行基本に」と主導権取りに意欲を見せた。