まばゆいばかりの豪華な顔ぶれが舞台に顔をそろえた。第1Rに先立ち、恒例の開会式が行われた。

 大会連覇、住之江G1・3連覇のかかる田中信一郎(43=大阪)は、「今節も心を込めて、ぐいぐい走ります」と宣言。ファンの歓声はひときわ大きくなった。初日ドリーム戦1枠の松井繁(46=大阪)は、初のナイター開催となったことを踏まえ、「紫外線は敵です」とジョークを飛ばし、ファンを笑わせた。

 先のSG鳴門オーシャンカップで、予選トップ通過ながら、準優で田中とともにFに散った峰竜太(31=佐賀)は、「ポケモンいませんか~?」(笑い)。気落ちした様子は全く見せず、ファンからの花束をうれしそうに受け取った。最後は選手代表の上條暢嵩(22=大阪)があいさつ。「最終日、最終レースまで迫力あるレースを誓います」と力強く宣言した。