107期の新鋭・原口昌平(23=福岡)が村上皇へのリベンジを誓った。2人は5月17日、青森ミッドナイトの準決で対戦。中団を取り合ったが、アウトの村上がバックまくりを決め1着、原口はインに詰まって消化不良の4着に終わった。「1度対戦して完敗しました。僕があのときよりも強くなっていればいいですが」。

 予選は6番手まくりで2着に7車身をつけて圧勝。準決も逃げ切りと、ライバル村上よりもレースは見えている。「準決は先行すると決めていたし、逃げ切れて良かった。決勝も自力で持ち味を出し切りたい」ときっぱり。一気の逃げでVを狙う。