G3開催中の小田原競輪場で、リオ五輪自転車トラック日本代表の渡辺一成(33=福島)と、稲川翔(31=大阪)がトークショーを行った。

 渡辺は3大会連続で五輪出場を果たしたが、出場したケイリンでは外国勢の圧倒的な強さの前に予選敗退に終わった。「五輪が3回目だったので結果を、と思っていたけど、実力不足でした。世界の進化はすごく早くて圧倒的な差を感じました」と振り返ると「これからは競輪に絞っていく」と、ナショナルチームからの引退を示唆。「新田(祐大)君が強いので、来年のG1、G2、G3では北日本が全部活躍できるように、北で盛り上げていきたい」と決意を語った。