【天野保彦:車券でワッショイ】

 荒尾聡は4枠を選択した。1着4人がランク順に選ぶ枠順選択は、高橋貢に続き2番目。見ながら進める位置をチョイスした。長い写真判定となった準決11Rの1着は大きい。

 前検日から評価は辛口。コメントは「何もない」「力強さがほしい」「進まない」「すごく滑った」の順。「回転の上がりが良くなった」と初めて好感触を口にした。少しでも前進しようとする姿勢が、結果に結び付いた。この向上心に対して、女の子と歌うカラオケだけの記者は連日の大反省。優勝戦は荒尾から。(4)-(3)(8)(6)-(3)(8)(6)(1)、(3)(8)-(4)-(3)(8)(6)の13点。