当所初参戦の門馬琢麿が白星スタートだ。

 予選7Rは打鐘で前を押さえて主導権。番手が粘られるなど後位はもつれたが「余裕がなくて踏み続けた」。その結果が逃げ切りと上々の立川デビューだ。初日快勝は8月取手以来、5場所ぶりで直近4場所は9着6回と苦しんだ。「今回は中3日でもしっかり練習して力を出し尽くした(笑い)」と、検車場に戻ると正座でへたり込んだ。直線の長さで先行型泣かせのバンクだけに復調へ大きな弾みがついた。準決9Rは3分戦で先行有力なメンバー構成。番手の仕事は鹿内翔に任せ、ハイペースで駆ければ波乱演出だ。