地元の切れ者・木村武之(39)が、パーツ交換に成功し優勝戦切符を手にした。9R準決は周回ごとに順位を上げ、4周3角で白次を鋭くさばいた。気になるところが見つかり、クランクを新品に交換した。「動いてくれて良かった」と、十分な手応えに笑みが浮かぶ。日刊スポーツキューポラ杯に続く、今年2回目のグレードレース制覇に向け「もうひとランク上を目指したい」と最後の調整に取り組む。