1950年(昭25)の取手競輪開設以来、初めてのG1が幕を開ける。

 1R発走前に開会式が行われ、歌手の松崎しげるが国歌を独唱し、ファンの歓声を浴びた。

 地元の総大将、武田豊樹(43=茨城)が選手宣誓を務め「新横綱が誕生したこの茨城で、まだ避難所で生活をしている東日本、熊本のみなさんに熱い走りで勇気付けを。春一番、発進します」と宣言。ファンから大きな拍手が送られた。