埼玉屈指のペラ巧者である武田正紀が、調整力を発揮してエンジンを上向かせてきた。

 5号艇で登場した2日目5Rは、6枠の太田和美が前付けに動き、6コース発進。それでも道中はエンジンパワーを見せつけ、2着でゴールした。「エンジンは出ていますね。回り足に伸びがきました」。これには対戦した太田克哉が「武田さんは伸びる」と仕上がりの違いに舌を巻く。まだ、起こしに不安を残すが、気配は確実に上向きだ。