伊東翔貴が初日特選の2着で合宿効果を実感した。

 カマシが得意な伊東が打鐘4角からの押さえ先行で2着に粘り込み、引き揚げてくるなり「感じがいい! いつもなら(踏むのを)やめてしまうところも最後まで踏めていた」と、白い歯を見せた。直前には同期でダービーを目前に控える古性優作や新井僚太郎らと山梨で合宿。ここには今A級で売り出し中の佐伯辰哉ら、109期の新鋭たちも加わり、大いに刺激を受けてきた。昨年末の不振を脱した伊東が3場所連続の決勝を目指す。