大橋直人が昨年12月いわき平以来、今年初の決勝を地元戦で迎える。「ずっと乗れていなかったからね。とにかく良かったの一言」と満面の笑みで引き揚げてきた。

 15年7月松山での落車負傷をきっかけにセッティングなども手探り状態に陥り、低迷にあえいだ。だが、今年に入って1着が増え、初日の予選9Rも3番手から突き抜けた。「最近やっと自転車がしっくりくるようになった」とニヤリ。決勝も3番手回り。「6番車らしく走るよ」と不敵に笑った大橋。埼京もとい、最強の6番車と化して直線勝負だ。