成田和也が3着同着で辛くも決勝切符を手にした。ゴール前は3番手だった金成和幸と横一線でゴール。「金成が強かった。さすが、ヤングGPを勝っただけのことはある」と苦笑いで、06年京王閣でのヤングGP覇者の差し足をたたえていた。

 前回の寛仁親王牌で決勝3着となり、賞金でのグランプリ出場が見えてきた。それでも「準決を見てもらった通りの状態。(GPは)まったく考えていないです」と一笑に付す。今は一戦必勝。好調な清水裕友が率いる西日本勢の優勝阻止に集中する。