SGグランプリ出場を懸けた最後の勝負駆けで最大の下克上となるか!? カウントダウン連載「ROAD TO チャレンジカップ」の最終回は、なるほどデータ集。過去の大会成績とナイター相性では今垣光太郎がトップの数字を誇る。下関の成績では地元の白井英治と寺田祥がリードする。

 (1)大会相性 今大会出場選手で過去に優勝しているのは今垣、田村隆信、湯川浩司、森高一真の4人。その中で今垣と田村が2回優勝している。今回、どちらかが優勝すると3回優勝は初となる。優出回数は松井繁と菊地孝平が5回で最も多く、次いで今垣と田村の4回。優勝戦は過去19回中16回&12年連続で1号艇が勝利している。

 (2)ナイター実績 ナイターSG優勝の最多は今垣、松井、菊地が3回ずつ。次いで魚谷智之、瓜生正義が2回ずつ優勝している。下関のG1で優勝実績があるのは今垣、松井、湯川、前本泰和、寺田祥、白井の6人。

 (3)下関通算成績1位 優勝回数は14回で白井がトップ。優出回数と1着回数は寺田。勝率は松井が7・83で堂々のトップ。2連率は63・7で白井、3連率は80・0で丸岡正典。

 (4)最大の下克上 過去、チャレンジCでの最大のジャンプアップは12年児島覇者の平尾崇典で、大会直前の賞金41位から一躍グランプリ8位選出を勝ち取った。今回、今垣は30位から下克上を目指す。【古村亮】

(おわり)