33期の稲川聖也(20=川口)が、初めて優勝戦に進出した。準決9Rは好スタートを決めると、後続を寄せ付けず危なげなく逃げ切った。

 「地元の同期が優出しているので、本当に悔しかった。うれしい」。黒川、泉田に続くファイナリストとなり、満面の笑み。準々決勝は2着だったが、タイム差で際どく勝ち上がりと流れは向いている。「スタートは切れている。思い切って悔いのないように乗りたい」。果敢な逃げでファンを沸かせる