鈴木誠(53=千葉)が13日、G2サマーナイトフェスティバル開幕を翌日に控えた松戸競輪場で引退会見を開いた。

 「競輪が大好きで、クビになるまで、70歳までやりたいと思っていたが、半年ぐらい前から股関節痛があり、ここ2、3場所は練習もできない状態。ファンの車券に貢献できないと思い引退を決めました。目標だった日本選手権(05年)を地元の松戸で勝てたし、競輪人生に悔いはありません。ファンの皆さんに感謝します」。思い出のレースには日本選手権と91年久留米全日本選抜を挙げた。今後は未定だが「33年間でたくさんの強い選手と戦った経験などを伝えたい」と話した。

 15日、サマーナイトフェスティバル7R終了後に場内で引退セレモニーが行われる予定。