G1寛仁親王牌に出場した谷口明正（34＝三重）が、7Rで川口公太朗の仕掛けに乗って1着スタートを切った。「G1の後なので余裕はあった。でも、後ろのコースをつくれなかったりと、まだ番手回りは下手ですね」と頭をかいて苦笑い。

親王牌も人の後ろを回るケースは多かったが「番組的に流れでこうなったけど、まだ自力を辞めたわけじゃない」と話していた。そこで迎える準決11Rは、吉田敏洋との長い作戦会議の末に、責任重大な前回りに。「今持てる力を出し切りたい」と力強く宣言。先行もいとわないムードを漂わせて、室へ引き揚げた。