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鈴木保巳さん通夜に300人

 日刊スポーツ評論家で9日死去した鈴木保巳(やすみ)氏(享年76)の通夜が10日、前橋市内のメモリード前橋典礼会館で営まれた。同じく本紙評論家の中野浩一氏ら元、現役競輪選手ら関係者約300人が弔問に訪れた。前橋高時代は野球部で活躍し、甲子園に出場。日大経て競輪学校第1期生としてプロデビュー。自ら道場を主宰して名選手を輩出した。競輪解説の草分け的存在として、競輪ひと筋に歩んだ人生が紹介された。経験に裏打ちされた理論派論客として知られる一方で、気さくな人柄は「やすみさん」の愛称で、選手はもちろんファンからも広く支持された。

 祭壇には、前傾姿勢で疾駆する競輪選手の姿が白い菊の花であしらわれた。ダンディーでも鳴らしたやすみさんは、愛用のタキシード姿でひつぎに横たわり、闘病中に遺族や見舞客らに聞かせて逆に励ました「三日月」(絢香)のメロディーが流された。告別式は今日11日正午から同会館で営まれ、輪界ひと筋に生きた男が輪界に別れを告げる。

[2008年2月11日8時34分 紙面から]

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