松井史上最多5度目のMVP/日刊3賞
<日刊3賞:殊勲賞>
日刊スポーツ新聞社制定の08年「第23回日刊競艇3賞」の受賞者が決定した。年間MVPにあたる殊勲賞にはSG2冠、準V2回で年間獲得賞金1位となった松井繁(39=大阪)が受賞した。表彰式は2月16日、大阪市内のホテルで行われる。受賞者には表彰楯と賞金が贈られる。
08年のSG初戦の児島総理大臣杯とナイターの蒲郡オーシャンカップを制した松井が第21回以来2年ぶり、実に5度目の受賞を決めた。もちろん日刊競艇3賞史上、最多の殊勲賞受賞回数だ。
芦屋グラチャン、若松MB記念でも優出2着と、08年のSGロードでは常に中心に居続けた。年頭から照準を絞っていた住之江賞金王決定戦こそ、惜しくも優勝を逃した(4着)が、優出ポイントは304点に達した。殊勲賞(MVP)受賞に関していえば、賞金王決定戦の結果を待たずして、すでに当確ランプが灯っていた状態だった。
最終的にポイント2位の吉川元浩は195点、賞金王決定戦を制覇した井口が3位で172点だった。吉川はG1・4勝を含む年間11回の優勝は見事だった。しかし、SG戦線では浜名湖競艇王CCの優出2着はあったものの、エンジン抽選運にも泣かされて苦戦の1年だった。SGでの戦歴が、松井との明暗を分けたといえるだろう。井口も賞金王決定戦に加えて、自身初のSG制覇を平和島笹川賞で飾っているのだが、年間を通しての安定感で松井が他の追随を許さなかった。1位と2位とのポイント差は実に109点。ぶっち切り状態だった。
松井は獲得賞金も2億1259万3000円と、年間トップを奪回。自身5度目の2億円超えで、4度目の年間賞金王となった。まさに、王者が君臨し続けた08年の競艇界だった。
◆松井繁(まつい・しげる)1969年(昭44)11月11日、大阪府生まれ。北陽高卒。64期生として89年住之江一般戦でデビュー。初優勝は90年8月芦屋新鋭リーグ。G1優勝は39回、SG優勝は08年の児島総理大臣杯、蒲郡オーシャンカップを含め8回を数える。同期には服部幸男。家族は妻と3女。169センチ、50キロ。血液型O。
[2009年1月19日8時38分 紙面から]
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