英国のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2390メートル、7月25日=アスコット)の予備登録が9日に締め切られ、日本馬マスカレードボール(牡4、手塚久)、ヴェルテンベルク(牡6、宮本)の2頭を含む37頭が名前を連ねた。

   ◇   ◇   ◇   

舞台となるアスコット競馬場の公式ホームページは日本から参戦するマスカレードボールの手塚貴久調教師(61)、ヴェルテンベルクの宮本博調教師(63)の言葉を公式ニュースで伝えた。

天皇賞・春2着ヴェルテンベルクを管理する宮本師は「近代競馬発祥の地である英国で屈指の名門レースに管理馬を出走させることができて大変うれしく思います。天皇賞・春でクロワデュノールに惜しくも敗れた後、ヴェルテンベルクを英国へ遠征させる計画を話し合いました。オーナーの吉田照哉氏は、このレースを長年憧れのレースと呼んでおり、しばしば『ドリームレース』と表現していました。そのことが、この象徴的なレース、そして、ヨーロッパの舞台で馬を走らせる機会を追求する大きな原動力となりました」と参戦理由を明かしている。

また、「キングジョージの数日後に開催されるグッドウッドカップ(G1、グッドウッド競馬場)も検討しましたが、ヨーロッパの競馬場で2マイル(約3200メートル)の距離は日本の馬には厳しすぎると考え、キングジョージに出走させることにしました」と他の選択肢があったことを伝え、「キングジョージは権威があり、歴史あるレースであり、2018年にクリンチャーを凱旋門賞に出走させて以来、ヨーロッパの主要レースに再び出走させる機会を待ち望んでいました」と意気込みを語っている。