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リッキー初連覇 武4勝/フェブラリーS

フェブラリーSを制した武豊騎手(右)は小林オーナーとガッチリ握手
フェブラリーSを制した武豊騎手(右)は小林オーナーとガッチリ握手

<フェブラリーS>◇22日=東京◇G1◇ダート1600メートル◇4歳上◇出走16頭

 名手健在だ。1番人気に支持されたコパノリッキー(牡5、村山)が史上初の連覇を達成した。道中は冷静に2番手を追走し、直線で鮮やかに抜け出した。勝ち時計は1分36秒3。このレースを08年以来4勝目となる武豊騎手(45)は歴代最多を更新。次走は5月5日船橋のかしわ記念(統一G1、ダート1600メートル)で再び連覇を狙う。

 受ける歓声が違っていた。悲鳴混じりの昨年から一転、勝利を後押しする観衆の声が沸く。残り400メートル、2・1倍の1番人気に支持されたコパノリッキーが馬なりで先頭をうかがった。1発、2発…、追い出しを開始した武豊騎手はムチを打ち込む。合計8回のゲキに触発された王者は、外から伸びるインカンテーションの猛追に負けじと脚を伸ばした。「手応え抜群で直線に向けたので、自信を持って乗れた」。1年前は272・1倍の最低人気馬が再び15頭を引き連れて、史上初の連覇を達成した。

 鞍上にとっては史上最多となる4度目の優勝。武豊騎手は「昨年はG1を勝てなかったので、今年こそはと思っていた。もっともっと頑張っていかなきゃいけないと自分自身に言い聞かせていた」と明かした。ゴールの瞬間は、右手で小さくガッツポーズ。自身102個目のG1タイトルだ。

 絶大な信頼を寄せた騎乗依頼だった。小林オーナーが13年前に馬主免許を取得し、最初に抱いた思いは、「武豊でG1を勝ちたい」だった。しかし、10年毎日杯での落馬負傷後、勝ち鞍が減少した姿を見て、胸の内は変わっていった。個人馬主として、一ファンとして目標を微調整した。「武豊あっての競馬界。このまま終わらせたくない。僕が言うのもおこがましいけど、もうひと花、ふた花咲かせてもらいたい。1番人気の馬でG1を勝ってもらう…。これが夢になった」。

 陰の支えに鞍上も最高の騎乗で応えた。内のコーリンベリーが出遅れ、大外からアドマイヤロイヤルが切れ込むようにハナへ。砂をかぶるともろさを見せる馬の気性を考慮し、ロイヤルのわずかに外を回った。その手綱さばきこそ名手が名手たるゆえん。「良いチャンスをもらった。それに応えなきゃと思っていた」。オーナーの思いをくみ、結果で恩返しをした。

 王者として歩みを続ける。次走はかしわ記念で連覇に挑戦する。暮れには昨年12着に敗れたチャンピオンズCでリベンジを狙う青写真も発表された。「連覇をしたわけですから。日本のダート界のトップにいる馬であることは間違いない」と武豊。昨年はホッコータルマエの次点で最優秀ダート馬の称号を逃した。今年こそはの思いを胸に、頂上決戦の日まで連勝街道を突き進む。【松田直樹】

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 [2015年2月23日9時0分 紙面から]

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