カリオン小細工なしで勝てる/中山11R
<岡山俊明のこの一手:ながつきS>
好調・藤原英厩舎が送り込むカリオンツリーの勝機だ。中山メーンながつきSで「この一手」岡山俊明は、力を出し切れなかった前走4着からの反発は必至と判断。持ち前の先行力を発揮しての好位抜け出しに期待した。
看板馬サクセスブロッケンやタスカータソルテを擁する藤原英厩舎は、藤沢和厩舎を脅かす存在になっている。勝率1位に輝いた昨年に続き、今年も2割1分4厘で断トツのアベレージを誇る(連対率3割1分4厘も驚異的)。34勝でリーディングもトップ。休み明けでもしっかり仕上げてくるし、たたき2戦目はさらに信頼度が増す。休み明けで惜敗したカリオンツリーが狙える。
前走はもったいない競馬だった。岩田騎手は逃げたダイショウジェットの内から抜こうとタイミングを計っていたが、内を閉められラチとの間に突っ込めるスペースがなかった。仕方なく一度待って外に持ち出した時には、後続の脚色が勝っていた。スムーズに抜け出せていれば、結果は違っただろう。デビュー以来、ダートでは5着以下がない。1600万でも通用することは分かったし、馬なりで好位を取れるセンスの良さは中山向き。2番枠は歓迎だ。
今回手綱を任された横山典騎手は、藤原英厩舎との相性が抜群にいい。通算【13 7 3 22】で連対率4割超。ここ2年に限れば【6 1 0 4】で6割を超える。これは中央だけの数字で、サクセスブロッケンではジャパンダートダービー(統一G1)を勝っている。相思相愛。ジョッキーは常々「あの厩舎の仕上げなら心配はない」と厚い信頼を寄せている。小細工はいらない。馬単(2)=(15)、(2)=(6)、(2)(10)、(2)(4)、(2)(8)、(2)(9)、(2)(16)。
[2008年9月27日8時13分 紙面から]
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