ドウソジン先行で追撃封じる/ラジオN賞
<高木一成の読み切った!!:ラジオNIKKEI賞>
ラジオNIKKEI賞は軽ハンデ馬を狙え。「読み切った」の高木一成は、53キロのケイアイドウソジンに期待した。併せ馬で3馬身先着した追い切りの動きも圧巻。1枠2番の好枠を生かした先行策で、有力差し馬の追撃を封じる。
3歳戦唯一のハンデ重賞。ハンデ戦になった過去3年の3連単平均配当が約17万8600円だから、いかに難解かが分かる。優勝馬は3年連続で54キロ以下の馬。昨年はハンデ頭の1頭ノットアローンが2着に食い込んだものの基本的には苦戦傾向だ。ハンデ決定の基準になる参考レースが少ない割に、多少の実績で過剰に背負わされるケースもある重ハンデ馬より、調子のいい軽ハンデ馬を上位で考えたい。
追い切りの動きが抜群に目立ったのがケイアイドウソジンだ。ポリトラックで大きく先行したパートナーを、直線で一気に3馬身突き放した。追い切り後、田村師は「動きは文句なし。転厩初戦の2走前は完敗だったけど、前走でガラッと変わったし成長もうかがえる」と笑顔を見せた。掲示板を外したのは休み明けのアーリントンC(7着)と、転厩でひと息入っていた夏木立賞(14着)だけで、使い込みながら調子を上げる馬。池江泰郎厩舎から転厩してきて3戦目のここは最高の状態で臨めそうだ。
好走した時も上がり3ハロンは目立った時計は出ていない。先行して、最後にしぶとさを生かすパターンが合っている。後ろの切れ味が鈍る今の荒れた馬場はむしろプラスだし、流れが速くなる福島なら折り合い面の心配もない。この枠ならすんなり好位キープが可能。53キロの軽量を生かして、差し馬の強襲をしのぎきる。
相手はストロングリターン。切れ味自慢の馬ではあるが、2走前の中山ではある程度の位置につけていく競馬で結果を出した。乗り慣れた内田騎手に戻れば、上位争いは必至だ。穴は51キロのグローリールピナス。久々でも仕上がりに不安はない。馬単(2)=(3)、(2)=(6)、(2)(16)、(2)(4)、(2)(7)、(2)(10)、(2)(13)。
[2009年7月5日8時45分 紙面から]
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