キンカメ旋風アルバ急浮上/フィリーズR
<フィリーズR:追い切り>
桜花賞トライアルのフィリーズレビュー(G2、芝1400メートル、14日=阪神、3着までに優先出走権)もキングカメハメハ産駒に注目だ。牡牝の2歳王者を出し、先週のチューリップ賞も上位を独占して猛威を振るっている。10日の追い切りで軽快に動いたレディアルバローザ(牝3、栗東・池江泰郎)が急浮上した。
キンカメ旋風が止まらない。ローズキングダムとアパパネが牡牝の2歳王者に輝き、チューリップ賞は3着まで独占。良血ルーラーシップやアーリントンCのコスモセンサーもブレークした。前走の阪神で2勝目を挙げたレディアルバローザは名門厩舎の秘蔵っ子。雨上がりのポリトラックをさっそうと駆け抜けた。6ハロン81秒8-12秒0でフィニッシュ。池江泰郎師は「中1週なのでサッとだが、いい動きだった。無理して出した時計じゃないし、具合がいいんだろうね。変わりなくきている」と合格点を出した。
デビューからの5戦で掲示板を外したことがない堅実派。前走は好位から抜け出して快勝したが、ペースに応じて柔軟に立ち回れる自在性が武器だ。重賞初挑戦になるが「距離も経験してるし、どんな競馬にも対応できる。派手さもないけどムラもない。乗りやすい馬だから行ってもいいし、控えてもいい」と師。すべて466キロで出走していて「カイバも食べるし体も変わらない。牝馬だけど、調教をしっかりとやっていける」と、精神面の強さも持ち合わせている。
来年2月で定年を迎えるトレーナーにとって、今年がラストクラシック。牡馬はリルダヴァル、バーディバーディがいるが、牝馬ではこの馬が看板娘になる。「どこまでやれるかだけど、権利を取ってほしいね」と、まずは桜行きの切符獲得を願う。アルバローザは若い女性向けのファッションブランド。クラシック戦線に新風を吹き込む。
[2010年3月11日9時41分 紙面から]
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