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トウコン気迫十分、連覇いける/平安S

坂路で追い切られたメイショウトウコン
坂路で追い切られたメイショウトウコン

 平安S(G3、ダート1800メートル、27日=京都)の最終追い切りで、連覇を狙うメイショウトウコン(牡6、栗東・安田伊)が万全の仕上がりを見せた。坂路で4ハロン56秒4をマーク。雨で時計の出にくかった馬場状態を考慮すれば及第点といえる。最近2戦は完敗続きだが、得意の京都コースで重賞3勝の実力をアピールできそうだ。

 ダートの鬼メイショウトウコンは、ウッドチップの上では鳴りをひそめるように目立つ時計を出さない。23日は坂路で56秒4-14秒4。雨で時計がかかるコンディションとはいえ平凡だ。ただ、残り2ハロンであん上から気合を入れられ、残り1ハロンで強めのムチ2発。バテ気味だったが、最後まで気合を失うことなく反応しようとしていた。最近の調教では見られなかった積極性。松下助手は「馬場状態を考えれば、今回の追い切りは本当に頑張った方だと思います。状態はいいですね」と合格点を与えた。

 ダート重賞で活躍できるようになった要因の1つが「以前は使うごとに減っていた馬体重が、今では同じくらいの数字で安定しています」(松下助手)という回復力。今回は中3週じっくり充電しながら、適度に引き締まった馬体に仕上がった。武幸騎手も十分な勝算を得ている。「まず、輸送が大の苦手。その点で、距離が短い京都は大きなプラスですね。あとは58キロの重量だけかな」。実際、京都ダート戦では昨年の平安Sなど3戦2勝と相性がいい。重量に関しても、3走前に快勝したエルムSで克服しているので、心配は無用だろう。

 今回は、最近2走で完敗している強敵ヴァーミリアンが不在。連覇への条件はそろっている。「ある程度いいところにつけて切れ味を発揮できれば…」(松下助手)。その願いが通じる可能性は限りなく高い。【鎌田優】

[2008年1月24日8時39分 紙面から]

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