FIFAランク4位のなでしこジャパンが、1-0で同48位のエクアドルに勝ち、C組1位通過を決めた。

 日本は前半5分にMF宮間あや主将(30=岡山湯郷)の左クロスを、ゴール前でFW菅沢優衣香(24=千葉)が流し、FW大儀見優季(27=ウォルフスブルク)が左膝で押し込んだ。

 エクアドルは第1戦のカメルーン戦に0-6、第2戦のスイス戦には1-10と大敗していたが、この日は粘り強い守備。なでしこも先制点以降はなかなかゴールをこじ開けることができなかった。

 宮間は試合後、「できればもう少し多くの得点を取って次につなげたかった。だがやれることはやったと思うので決勝トーナメントにつなげたい。ボールが横には動くけど縦に動かない。そこを改善しないと得点するのは難しい。3試合で1失点。悪くはないが得点が取れていないので、そこを改善しなければ。(決勝トーナメントでは)どこが来ても、あと四つ勝って一番上へ行きたい」と話した。