U-22(22歳以下)日本代表の手倉森誠監督(47)が、代名詞のダジャレを連発した。22日、東京・文京区のJFAハウスで会見し、国際親善試合U-22コスタリカ戦(7月1日、ユアテックスタジアム仙台)のメンバー21人を発表。日本協会の霜田正浩強化担当技術委員長(48)と出席し、紙資料を配布すると「僕はパワーポイントを使いません」。A代表ハリルホジッチ監督の手法を引き合いに出したあいさつで、最初に笑わせた。

 “つかみはOK”に気を良くしたのか、会見が本題の選考理由に入ってもエンジン全開。初招集した広島DF高橋壮也(19)に触れ「良い選手か? と聞かれれば、そうや(名前)と言いたい」。質疑応答で「手倉森マジックはあるのか?」と聞かれると「僕が持っているマジックは、筆箱の中にある油性マジックのペン1本しかないですね」と軽妙トークを展開した。

 最後は、コスタリカとの試合について「いろんな選手を試したい。スクラッチのくじみたいなもので、こすったら当たりか(コスッタリカ?)どうかチャレンジさせたい」。高度なギャグ!? の連発に報道陣は難しい判断を迫られていた。