日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)が29日、東京・JFAハウスでW杯アジア最終予選イラク戦(6日、埼玉)とオーストラリア戦(11日、メルボルン)に臨む代表26人を発表した。

 オーストラリア代表は2戦2勝でB組首位に立つ。20日に発表された最終予選のメンバー23人のうち22人が海外リーグ所属で、国内組はFWケーヒル(メルボルン・シティー)のみ。36歳になっても「日本の天敵」ケーヒルの決定力は健在で、2次予選でチーム最多8ゴール。最終予選2戦目のUAE戦でも、0-0の後半30分に左クロスを右足ダイレクトで決めてチームを1-0の勝利に導いた。元浦和のDFスピラノビッチ(28=杭州緑城)、元千葉のMFミリガン(31=バニヤス)が主力として守備を引き締める。