日本代表次期監督の最有力候補、東京オリンピック(五輪)世代のU-21日本代表の森保一監督(49)が18日、平塚市で行われたJ1第16節・湘南ベルマーレ対サガン鳥栖戦を視察した。

 森保氏は視察後、取材に応じ、ワールドカップ・ロシア大会から帰国した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が帰国時に、日本代表次期監督選定について「最終的な詰めのところにきている」、「日本の中で実績NO・1の監督だと思う」と自身を評価したことについて「それは本当にありがたいことで…僕より実績のある方は、たくさんおられるので、まだまだ、やっていかなければいけないと思います」と笑顔で語った。

 森保氏は10人強の報道陣に囲まれると「何も話すことはありません」と苦笑しつつも、取材に応じた。田嶋会長とは「あいさつはしましたけど…ナショナルコーチングスタッフミーティングで」と会ったことを明かした。

 監督人事の話はないか? と聞かれると「はい、そうですね」、「メディア情報では見ています」などと答え、苦笑した。

 五輪代表については「アジア大会はオーバーエイジは選ばないですけど、オーバーエイジも含めて視察しているつもり。全体を見られて良かった」と語った。【村上幸将】