鹿児島合宿中のサッカー日本代表の岡田監督は16日、左ひざを手術したDF闘莉王(浦和)の起用について「常識的に考えたらオーストラリア戦には間に合わないのではないか」と話し、2月11日のW杯アジア最終予選出場に否定的な見解を示した。

 浦和のドクターを通じ、昨年12月に内視鏡手術を受けた患部の情報を得ているそうで、筋力回復だけでも今後2週間は必要だという。だが岡田監督は「普通なら難しいが、彼はスーパーだから」。得点力もあるDFの劇的な回復を望んでいるようだった。