日本サッカー協会の小倉純二会長は30日、埼玉スタジアムで9月2日に行うW杯アジア3次予選初戦の北朝鮮戦が、接近中の台風12号の影響で開催できない状況を想定し、同3日への延期などを検討していることを明らかにした。

 気象庁の予報によると「大型で強い」台風12号は1日から3日ごろにかけて関東甲信地方に影響を与え、試合会場も風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがある。

 小倉会長は「ホスト国が試合をやれるか決めないといけない。3日は十分あり得るが、相手(北朝鮮)の都合もある。予報を見て(日本協会の担当者に)検討してもらう」と話した。