日本協会は30日、2月8日から11日まで熊本で行うなでしこチャレンジプロジェクト招集メンバー45人を発表し、INAC神戸からFW京川舞(20)、FW道上彩花(19)、MF田中陽子(20)、DF三宅史織(18)、GK武仲麗依(21)の5人が選ばれた。

 今回のメンバーには既存のなでしこジャパン選手は選ばれておらず、今回の合宿は、3月にポルトガルで行われるアルガルベ杯に向けたメンバー選考の場ともなる。

 左膝の負傷から復活した京川は「昨年、なかなか試合に出られない中で今回選んでいただいてありがたく思う。下の世代も入ってきているので、自分の良さをアピールしていきたい」。昨年、アルガルベ杯出場を逃した道上はオフに体重を落としてスピードアップしたといい「今年こそアルガルベを狙っていきたい」と、目を輝かせた。

 A代表定着を狙う田中は「今年はW杯のアジア予選もあるし、その先のW杯や五輪を意識してやっていきたい」。三宅は「代表に入りたい気持ちはあるが、プレーにはまだ自信がない。自分の長所、短所を確認して、レベルアップしたい」と話した。武仲は「GKは6人いるので、その中で1番になるという気持ちでやっていきたい」と、生き残りを誓った。