カナダに遠征しているサッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は25日午後2時(日本時間26日午前5時)にエドモントンでカナダ女子代表と国際親善試合の第1戦を行う。

 23日は来夏の女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会でも使用される試合会場で約1時間半調整し、宮間(岡山湯郷)や大儀見(チェルシー)らが紅白戦などで汗を流した。

 海外組がそろうのは3月の国際親善大会、アルガルベ・カップ以来。晴天ながら時折冷たい風が吹く中、選手たちは集中した様子で連係を確かめた。

 人工芝のピッチは天然芝とは感触が異なるそうで、シュート練習に時間を割いた佐々木監督は「まだ軸足を踏み込む感触をつかめておらず、シュートが浮いている」と影響を認めた。

 大儀見は「芝生とは筋肉の疲労の仕方が違う。特にハムストリング(太もも裏)と膝周りに疲れがたまる」と話した。

 国際サッカー連盟(FIFA)世界ランキングで日本は3位、カナダは8位。28日午後7時(同29日午前11時)にバンクーバーで第2戦が行われる。