日本代表は23日、千葉県内で国内組だけを集めた合宿をスタートした。

 MF高橋秀人(24=東京)のアルベルト・ザッケローニ監督(59)への質問攻めは不発に終わった。22日の代表発表後に指揮官との「積極対話」を宣言。この日の練習後には東学大の先輩DF岩政、東京の同僚DF太田を含む3人でザッケローニ監督から戦術指導を受けたが「ピッチの幅を使うとか戦術の話をされただけ。(自分に期待することなどは)聞けませんでした。明日以降、頑張ります」と苦笑い。ただ、182センチの体格を誇り守備力に定評があるボランチは新戦力となりうるだけに「(持ち味が似ている)細貝選手らと競争できれば」と意気込んでいた。