U-23(23歳以下)日本代表の唯一の大学生、DF室屋成(21=明大)が、東京からプロ契約のオファーを受けていることが28日、分かった。

 リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権(カタール)ではここまで4試合に出場し、準々決勝イラン戦では延長前半に先制点をアシストするなど大ブレーク。今夏の五輪には“大学生プロ”として臨む可能性が出てきた。

 ◆室屋成(むろや・せい)1994年(平6)4月5日、大阪府熊取町生まれ。5歳の時にゼッセル熊取FCでサッカーを始め、熊取北小6年までMF南野とチームメート。中学時代はボランチで、青森山田高でサイドバックに転向した。全国高校選手権は3年連続16強。明大進学後は1年時から全日本大学選抜。15年4月からは、大学に所属したままJリーグの試合に出られる日本協会の特別指定選手として東京に登録された。174センチ、65キロ。血液型A。