全国高校サッカー選手権の予選に当たる大阪大会で開会式を欠席し、棄権扱いとなった大阪学院大高(吹田市)が15日、学校の公式ホームページで謝罪した。「このたび、本校の大会開会式日程把握ミスにより、『全国高校サッカー選手権大阪大会』に出場できなくなりました。サッカー部部員、生徒、保護者、そしてOBの皆さまには多大な迷惑をお掛けしましたことをおわび申し上げます」とつづった。

 大阪高校体育連盟によると、7日に行われた開会式の日程を同高の男性顧問が間違えていたという。大会規定では開会式に7人以上の出席がなければ棄権となる。集合時間を過ぎても出席が確認できなかったため、同連盟が男性顧問に連絡し、学校側は急いで選手を派遣したが間に合わなかった。

 ホームページでは「残念ではございますが、『ルールはルール』として真摯(しんし)に受け止め、今後2度とこのようなことがないよう、体制を見直し改善し再発防止に努めて参ります」と記されている。

 大阪学院大高は昨年の大阪大会で8強入りし、今年の大阪春季大会で優勝。今大会にはシード校として参加する予定だった。