サッカーのクラブW杯決勝でレアル・マドリード(スペイン)に善戦したJ1鹿島について、19日付の同国スポーツ紙は予想を上回る奮闘に苦慮したジダン監督や選手の談話を報じた。

 エースのロナルドは「苦しめられた。(鹿島のプレーが)予想以上だった」と話し、ジダン監督は「特別なテイストを持っている」と試合運びを評価した。

 コスタリカ代表のGKナバスは「難しい試合だった。われわれのミスをうまく利用した」とコメント。FWバスケスは「120分間奮闘していた」と言い、思い通りの戦いができなかったと振り返った。

 2得点のMF柴崎について、「鹿島の宝石」との見出しを立てたマルカ紙は「2点を決め、レアルを脅かした柴崎は、スペインでのプレーを望んでいる」とした上で「決勝でのプレーは世界中の技術部長たちの目に留まったはずだ」と報じた。