鹿島アントラーズがMF土居聖真(24)の今季リーグ戦初得点で、1-0と勝利した。

 後半34分、FW鈴木優磨(20)のスルーパスに、相手GKより一瞬早く反応し、右足で流し込んだ。前半に何度か好機を外していただけに「自分のところで2、3本のチャンスがあったので、決めきれなくてまだまだ」と反省も、「勝利に通じる点がとれたことは良かった」と笑顔を見せた。

 チームは開幕戦で東京に惜敗したが、第2節の甲府戦以降4連勝。首位の神戸と勝ち点12で並び、総得点差の2位に浮上した。「相手のカウンターは怖かったですけれど、集中をきらさなかったことが勝利につながった。ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)と並行して勝ち続けることだけです」。次節は8日にC大阪とホームで対戦する。