J2岐阜は11日、元日本代表のMF三都主アレサンドロ(37)が契約満了にともない退団すると発表した。母国ブラジルで移籍先を探す方針。

 三都主は清水時代の1999年にJリーグ最優秀選手に輝いた。浦和などでプレーし、昨季、岐阜に加入した。日本代表ではワールドカップ(W杯)日韓大会、ドイツ大会に出場した。

 三都主はクラブHPを通じ「FC岐阜サポーターの皆さん、岐阜県民の皆さん、FC岐阜在籍中はたくさんの応援・サポートをありがとうございました。1年間という短い間でしたが、熱い応援の中でプレーでき、とても充実した一年でした。途中ケガをしてしまい、チームに迷惑をかけ、自分自身も悔しい思いをしました。もっとチームに貢献したかったという心残りはありますが、これからもFC岐阜がもっともっと成長していくことに期待しています。明後日、ブラジルに帰ります。21年間遠くで見守ってくれていた両親の近くでサッカーをすることができたらいいなと思っています。新たな生活をスタートさせます。どうか皆さんお元気で…」とコメントした。