今冬での欧州移籍を模索していた浦和の日本代表FW田中達也(26)の残留が、6日までに濃厚となった。田中はこの日さいたま市内で自主トレを行い、今季目標について「(Jリーグでの)王座を奪還して、来年のACLに出られるようにしたい」と事実上の残留宣言を行った。代理人を通じて移籍先を探し、複数の欧州クラブと交渉してきたが、具体的なオファーに至っていない。関係者によると、田中サイドは今夏以降の移籍に含みをもたせるため、浦和が提示した4年契約の提示を断り、単年での契約更新を検討しているという。