J2福岡の低迷脱出へ一般市民が計画したシンポジウムに、大分・溝畑宏社長(48)が出演することになった。営業収入が落ち込んだ福岡を支えようと、一般市民が立ち上がり、昨年末にクラブ幹部、ファン、サポーター、福岡県サッカー協会、福岡青年会議所などが参加して実行委員会が設立された。ファン拡大や、地元選手育成などを目指す「2009年宣言」を来月11日に福岡市内で発表し、本格的な活動を始める。このイベントにはクラブも全面協力。白羽の矢を立てたのが、大分にW杯会場を誘致し、初タイトル獲得で知名度も抜群の溝畑社長だった。同社長は、関係者に「福岡のために、ひと肌ぬぐ」と意気込みを語っている。