全国高校総体女子サッカー(北海道)に2年ぶり出場の藤枝順心(東海第1代表)が、27日の1回戦で福島の尚志(東北第1代表)と対戦する。大事な初戦に向けて、得点源として期待されるFW嵯峨楓香(3年)が気合十分。「全国優勝するために、点を取れる場面で自分がしっかり決めきって、チームを勝たせたい」と決意を示した。

県総体決勝前の練習中に右足首を捻挫。大一番には強行出場したが、続く東海総体では登録メンバーから外れ治療に専念した。故障前は、県準決勝で先制点を決めるなど好調だっただけに「状態が良かった中でけがをしてしまった。東海でも試合に出たかったし、悔しかった」と振り返る。

離脱中には“代役”を担ったFW西梨恋(2年)が出場2試合で3得点をマークした。スタンドから観戦した嵯峨は「大焦りです。自分も負けていられない」。後輩たちの台頭も刺激に、完全復活を期す。

チームの目標は2年ぶりの日本一奪還。今春までサイドバックやセンターバックなど最終ラインが主戦場だった嵯峨は「自分がDFの時に、やられて嫌だったプレーを意識していきたい」とイメージを膨らませた。個人の目標は「1試合1得点」。新境地で輝く。

○…FW野本心菜(2年)も結果での貢献を誓う。6月末に自身初の世代別代表となるU-17日本代表に招集され、同米国代表との国際親善試合に出場。「強度、レベルも高かったけど、やれない事よりもできる事の方が多かった」と手応えを得た。県総体決勝でも先制点を含む2得点を記録しており「全国でも得意なドリブルからの仕掛けを出して、得点に絡んでいきたい」と意気込んだ。