日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長(49)が24日、都内で来年のアジア杯サウジアラビア大会(27年1月7日~2月5日)まで指揮を執る森保一監督(57)の続投会見に臨んだ。異例の「半年」采配継続の経緯を説明。「継承と進化」をテーマに強化を進める。来年3月からU-21日本代表との兼任で就任する大岩剛監督(54)と目指す次回30年のW杯スペイン・ポルトガル・モロッコ大会の目標を“軌道修正”してベスト8と明言した。

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森保監督は、異例の半年続投にも、らしさを貫いた。常に1試合1試合ベストを尽くし、日本サッカーを前進させることを最優先に考えてきた。今回も体現する思いを口にした。

「契約延長のオファーをいただいて、本当にありがたいと思っております。やらなければいけないミッションを考えると、身の引き締まる思いです。これまで通り、与えられた契約期間の中で、日本代表の勝利のため、そして日本のサッカー発展のため、それが日本のためになるという思いを持って、自分がやるべきことに全力を尽くしたい」

課せられた使命は来年のアジア杯サウジアラビア大会制覇だ。公式戦で勝ちきり、少しでもFIFAランキングを上げ、W杯でのポット1入りに近づけて後任にバトンタッチする。「どんな結果を出しても(先に)つながらないということでモチベーションが左右されるかといったら、全くそういうことはない」と断言した。

これまでも目の前の試合でベストを尽くしてきた。それが歴代最多107試合まで積み上がった。1度は「W杯北中米大会まで」と言われた任期が半年延長。功労者に対してやや無礼なオファーにも映るが「4年であれ、1年であれ、2年であれ、半年であれ、自分がやるべきことを与えられた契約任期の中でやっていく」と覚悟は変わらない。

代表への思いは人一倍強い。第1期に成績不振で解任がちらつくと「監督からかばん持ちに役割が変わっても俺はこの中にいる」と言った。「どんな立場であれ、日本サッカーが成長し、世界で勝っていくためにやっていきたい。私自身も与えられた役割の中で全力を尽くしていきたい」と意気込んだ。【佐藤成】