リバプールのフランス代表DFママドゥ・サコ(26)が、欧州サッカー連盟(UEFA)からドーピング検査の結果について調査を受けていることが分かった。

 サコは暫定的に23日のニューカッスル戦のベンチから外れた。

 仏RMCラジオによると、サコは脂肪を燃やし、体重を減らすためのサプリメントを服用。これがドーピング検査に引っ掛かった可能性があるという。リバプール・エコー紙は、3月17日の欧州リーグ決勝トーナメント2回戦・マンチェスターU戦後の検査で禁止薬物に陽性反応が出たとしている。

 リバプールは「現在、UEFAによってサコのドーピング違反の可能性について調査が行われている。現時点で同選手は出場停止処分などの対象とはなっていない。だが選手と話し合った結果、調査の間は試合には出場させないことを決めた」との声明を発表した。

 UEFAの判断によっては、サコは6月10日開幕の欧州選手権にも出場できなくなる。