ベルギーリーグのプレーオフ第4戦で、ヘントFW久保裕也(23)はホームでのオーステンデ戦にフル出場し、同点弾を決めた。1点を追う後半28分、右からの鋭いグラウンダーのクロスに左足を合わせて流し込んだ。試合は1-1で引き分けて暫定2位につけた。

 2試合連続ゴールの久保は1月のヘント移籍後7点目。今季前半戦にスイスのヤングボーイズで挙げた12得点(25試合)と合わせて19得点となり、ハーフナー(15-16年シーズン)の計18点を抜いて日本人の欧州リーグ年間最多得点者になった。

 ただ、押し込みながら勝ち越し点が奪えず、納得はできなかった。試合後も「僕の得点は良かったですけど、いっぱいチャンスはあったので勝ちたかった。2点目が取れたと思います。ちょっと残念です」と振り返っていた。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)