ブンデスリーガ・ボルフスブルクに移籍した日本代表のFW大久保嘉人(26)が27日(日本時間28日未明)、公式戦デビューとなる28日のドイツ杯ロストク(2部)戦に向けた最終調整を現地で行った。氷点下にまで気温が下がる中で約1時間半、ミニゲームなどを精力的にこなした。

 攻撃練習で大久保は軽快な動きを披露し、積極的に仲間に声をかけてボールを要求する姿もあった。同僚のMF長谷部も右サイドの位置からクロスを上げる練習を繰り返し、試合に向けてコンディションを仕上げていった。

 大久保は「試合の前は何も話すなって(マガト監督から)言われているから、今日は話せないよ」とデビュー戦に向け気持ちを高ぶらせていた。

 28日のロストク戦後は、中2日で31日にリーグ初戦となる敵地のケルン戦に臨む。

 [2009年1月28日7時31分]ソーシャルブックマーク