バルセロナが9日、若きスペイン代表DFクバルシ(17)と27年6月30日までの1年間の契約延長で合意したと発表した。契約解除金は5億ユーロ(約825億円)に設定されている。

クバルシはジローナから18年にバルセロナの下部組織に加入。以降、順調にステップアップし、17歳の誕生日を目前に控えた今年1月18日の国王杯でトップチームデビューした。さらにその3日後のベティス戦でスペインリーグデビューを成し遂げた。

今季は、ここまで公式戦20試合に出場し、欧州チャンピオンズリーグデビュー戦となった3月の決勝トーナメント1回戦第2戦ナポリ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、マッチMVPに輝いた。

クバルシの勢いはこれでとどまらず、3月にはスペイン代表でデビュー。17歳60日でのデビューは、セルヒオ・ラモスの記録を抜き、DFとして同国代表史上の最年少デビュー選手となった。(高橋智行通信員)