<欧州CL:マンチェスターU3-1ボルフスブルク>◇8日◇1次リーグB組◇ボルフスブルク

 ボルフスブルク(ドイツ)は、クラブ史上初の16強入りが懸かった試合で相手の倍の20本ものシュートを放ちながら、敗れた。先発出場した長谷部誠(25)は「チャンスで決められなかったのが敗因だと思う」と悔しさをにじませた。

 長谷部は中盤から積極的に攻撃参加し、ルーニーやファーディナンドなど主力の多くを故障で欠くマンチェスターU(イングランド)を苦しめた。前半13分には左サイドから果敢にドリブルを仕掛け、ペナルティーエリア内で倒された。地元ファンは先制機かと沸き立ち、長谷部も「百パーセントあれはファウル」と話したが、無情にも主審の笛は鳴らなかった。

 その後も、相手DFの背後を突く浮き球パスやサイドチェンジで起点となり、前半42分には強烈なミドルシュートでゴールを狙った。後半も手を緩めることなく攻守に気迫あふれるプレーを見せたが、チャンスを演出した直後の同27分に途中交代した。

 欧州の強豪クラブが集う最高峰の舞台。今季初めて立ち、多くのことを学んだ長谷部は「きょうも相手との差は感じなかったし、個人的には手ごたえを得た。また来年チャレンジしたい気持ちが強くなった」とさらなる高みを見つめていた。

 [2009年12月9日12時14分]ソーシャルブックマーク