日本代表DF長友佑都(25=インテルミラノ)のロングインタビューが16日付のイタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトに2ページ掲載され、調子が上がった契機は恩師の助言だったなどと語った。13日のジェノア戦で2試合連続ゴールを決めた長友は「選手としての“トランス状態”にあった」と振り返った。

 1-0で勝ったジェノア戦で右クロスを頭で合わせて決勝点を奪い、終了直前に強烈な相手シュートを頭でクリア。「直感が働いた。クロスが描くコースも読めたし、相手シュートが来るのも分かった」そうだ。

 恩師は東京時代の監督だった城福浩氏。同氏が欧州CLでミラノを訪れた際、アドバイスをもらったという。「一緒に僕のプレーを分析し、試合展開を読んで攻め上がるタイミングを見極める必要性などを教わった」と感謝の意を込めた。